好々彦の神代文化考

神話と系譜と足跡を元に”古代人の生き様”を読み解き、新しい古代史の視点を提案する。きっとあなたの古代史観が変わる!                                                              

はじめに  

                     は じめに  

 「記紀」が発する「神話」は果たして真実を伝えているのか?、真意が正しく解釈されて来たのだろうか?と云う疑問を持った瞬間から「古代史好々彦」の謎解き旅が始まった。徒然に集めた情報と想い草を束ねてみました。

 この徒然草(論考)は国の始まる以前、つまり紀元前・縄文時代から国家統一がなされる崇神朝までの「神代」を対象として、海洋民族が他民族と交わり新しい文化を形成し技術立国を成す過程を検証し、「国のなりたち」を解き明かそうとするものであります。

 また、つれづれの想いの中でうんざりした事は「神武東征」に始まる国土開拓史において“戦(いくさ)による国づくり史観”が古代史研究の主流となっている事であります。
三~四世紀以降のヤマト国家統一に於いて“いくさ”による統合がなされた事実もあるが、「神代」の世界を垣間見ると、水田耕作や新しい外来技術・文化を伝受し、共に国土開拓をすると云う“争い”でなく“共生”する文化が国づくりの原動力となっていたり、また権力が原住民の土地に入り、力づくで領有するのではなく、懐柔し原住民の力を借りて共に開拓を進めると云う場面なども見られ、決して“いくさ”によって国づくりが行われた訳ではない事がよく解る。

 “いくさ場面にスポットを当てる国づくり史観”は歴史の真実を隠してしまう。もっと異分野からの視点を集め、視野を広げ新しい提案をすれば閉塞感のある古代史観はきっと変わる!

                                                                             2016.02.20  古代史好々彦 拝


            

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